「あんた自分が思ってるほどカッコよくないし頭良くないしダサいんだから自分磨く努力しないと出世しないよ」
ドラマ「ゆとりですがなにか」の中の一節なんだけど、この言葉を聞かされた相手(役者)は泣いてしまう設定。。。
宮藤官九郎さんさすがですね。
どうせ流すならこういう時に涙は流したいもの。
↓↓こんな涙はいりませんよね↓↓
自分で思ってるほど。。。。
最近の子はとかゆとりとか言われちゃってるし、自分も使っちゃっているけど実際のところ自分たちも散々言われてきた。
新人類ってね。コミュニケーションがうまく取れないし、何を言っているのかわからないって言われてきた。
要するに、若い頃って先輩や大人とコミュニケーションをとることが下手なんだよね。
だから大人たちは若い人に対して新人類とかゆとりとか最近の若い子は・・・・って愚痴をこぼすわけでしょ。
そしてある時に気がついてしまったのだ。
いわゆる「大人」の考え方や生き方を後世に伝えようとした時に「受け入れられる若若者」と「受け入れられない若者」に分かれる。
その後者に対して使う言葉こそが「ゆとり」とか「最近の若者」なのではないかと。
自分がそうだったように若い頃ってプライドの塊みたいでしょ。ロクに勉強もせず、スポーツも部活程度。塾なんか受験前にちょっと行っただけ。
宿題だってほとんどやらなかった。
何も誇れることなんか無かったのになぜか変なプライドを持っていたんだよね。
だからこそ大人に言われることが嫌だったし抵抗してきた。
けど、抵抗してきた割には言われたことはやったと思う。だって怒られたく無かったし、認めてもらいたかったし。
何もしてこ無かった人間が社会で認められるにはそうするしか無かった。
理不尽さにも耐えてきたよ。先輩って後輩の鼻をへし折るのが仕事なんじゃないかな。
何もできない後輩。喧嘩したら負けてしまうかもしれないし、口喧嘩でも言いくるめられるかもしれない。
そんな後輩に唯一できることは仕事でねじ伏せること。
鼻をへし折るっていうのは自分自身がやってきた仕事を見せつけるってこと。
と信じたい。
「あんた自分が思ってるほどカッコよくないし頭良くないしダサいんだから自分磨く努力しないと出世しないよ」
この言葉を聞いた時に思った。
自分たちと違うなって。いや、もしかしたら自分だけなのかもしれないけど
自分は小さな頃からダメだしされまくってきたから、自分ではかっこいいなんて思ったことがない。だからけっこうがむしゃらに生きてたよ。
だけど今の親ってどう?我が子が可愛い可愛いって褒めちぎって、小学生から塾やらクラブチームなどに入れて、snsで自慢しまくってさ、子供はいつの間にか「自分が一番」なんて思っちゃうんじゃないかな。
子供に気を使う親が増えるほど、世の中に気を使えない人間が増えていくのだと思う。
「先生は偉いんですよ。だから学校の先生の言うことは絶対なのだ。」って言い切れないでしょう。
変なところで平等とか、人権だとか使わないでほしい。
教えるためにどれだけの時間と労力を使ってきたのか。くだらない保護者の意見に耳を傾ける必要もないと思う。
目上の人や先輩にたいしても同じ。
言いたいことがあるのなら同じ土俵にたってからだって遅くないのではないでしょうか。
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