最近同僚にも主人にも髪の艶を褒められるんです。長年の悩みだったガサガサかかとも綺麗にすべすべになり、気持ちも明るくなりました。

それは自分で太白ごま油マッサージを１ヶ月続けた結果なんです。

セルフオイルマッサージの効果をアーユルヴェーダの古典書ではこう説いているそうです。【引用文献：アーユルヴェーダのアンチエイジングーすぐに試せるアーユルヴェーダ養生法ー：クリシュナU.K.著】

「常にごま油を頭部に塗る人には頭痛は生じないし、禿頭にも白髪にもならず、脱毛することもない。頭蓋骨の力はとりわけ強くなる。毛髪はその根がしっかりし、長く黒くなる。感覚器官は適切に働き、頭の皮膚が輝くようにきれいになる。頭部にごま油を塗ることにより、安眠と快感を得るであろう」「足(足首から先)のオイルマッサージを常とすることにより、荒れ・足の硬直・カサカサ・疲れ・しびれはたちどころにおさまる。両足は柔軟になり、足の力と強靭さが生じる。視力が良くなり、全身のヴァータが鎮静する。両足首より先にオイルマッサージを行うことによって、坐骨神経痛・足のひび割れ・脈管と腱の緊縮が起こらなくなる。

すごい！これはぜひやらなければ！！！と思いますよね。

毎日続けることが1番大変。

アーユルヴェーダの様々なサイトやSNSで紹介されている、セルフオイルマッサージ。とても美しい女性が、明るくて綺麗な広い部屋で、綺麗なバスタオルを敷いて、優雅に行っています。
ゆったりとマッサージする様子は本当に憧れます。が現実はそうはいかないんです。

なんたって後始末がめんどくさい。
オイルを入れた容器やタオルを洗うのが面倒だし、床やドアノブがオイルで汚れるし。使い捨てのスリッパを毎日使うなんて勿体無い。
ではお風呂場でやってみたらそのまま洗えると思い、試してみたけれど、体は冷えるし床もシャワーヘッドもギトギト。
オイルをそのまま洗い流すと排水溝が詰まってしまう恐れもあるんです。

誰にでも続けられる簡単オイルマッサージを考案！

アーユルヴェーダの先生たちは、様々な手抜き方法を提案してくれています。あまり真面目にやりすぎるよりも自分なりのやり方で楽しむことの方が大切です。

• ごま油のキュアリング（熱処理）が面倒だったらキュアリングをしていないオイルでもやったほうが良い
• オイルを温めるのが面倒だったら温めなくても良い
• マッサージは頭、耳、足の3点だけでも良い。
• マッサージが面倒なら塗るだけでも良い。

さらに手軽になる方法を考えてみました。このやり方なら私でも1ヶ月も続いたんです。

準備するものはたったの４つ。

1. 太白ごま油。私はお仕事で使いますのでたくさん作ります。幸いこれだけは慣れていますので簡単に用意できますが、どうしても面倒ならばそのままのオイルでも。
2. 100均や雑貨屋さんで売ってる詰め替えボトル。これにオイルを入れておきます。
3. 百均のスリッパ。素材はビニールなど水にも強く滑りにくい物が良いです。
4. ペーパータオル。一枚ずつつまみ上げて取り出せる物が便利です。ロールのキッチンペーパーはオイルがついた手では扱いにくいです。

簡単オイルマッサージのやり方。

手技はアーユルヴェーダのセルフマッサージを検索すれば出てきますので、姿勢と楽なオイルの扱い方法だけお伝えします。

前開きのパジャマや襟ぐりの大きめのTシャツなど、オイルを頭に塗った後でも脱ぎやすい格好でやってくださいね。
髪の長い方はヘアゴムがあると便利です。

頭、耳、足だけをキッチンでやる

頭と耳はキッチンに立ったままか、椅子に座ってやります。次は足。
オイルのボトル、スリッパ、ペーパータオルを傍に置いてキッチンの床に座り込んでやります。
ペーパータオルを3枚重ねて床に敷き、片足ずつ足をおいてマッサージ。
足は片方マッサージしたらペーパータオルで拭き取り、床にオイルがつかないようにスリッパを履きます。
そして反対の足も終わったら、スリッパを履いて立ち、ペーパータオルで頭などのオイルを拭きっとって、使ったペーパータオルはゴミ箱へ。最後に流し台で手を石鹸で洗います。
これでドアノブやお風呂場をオイルで汚す心配はありません。
最後にスリッパを履いたまま衣服を脱いで浴室に入り、オイルのついた足を洗い、スリッパも洗っちゃいます。

どうですか？これなら床もドアノブも汚さず後始末も簡単。
何回も嫌になって続けらrれなかった私でも出来ました！
髪は艶々になり、長年の悩みだったかかとのガサガサとがどんどん改善しているんです。
皆様もぜひ試して艶髪を手に入れてくださいね。

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