時突然ですが・・・
思い込みや偏見、先入観が強く、ステレオタイプな物のの見方をしていると大きな間違いをする事があります。
例えば本当は今日は月曜日なのに、日曜だと強く思い込んで信じ切っている人を例に挙げます。
月曜のゴミが捨てられているのを見て「ゴミ捨てのルールを守らない人が、日曜なのに捨てている」と思う。
日曜なのに車通りが多いと「今日はどこかで行事があるのかな」と思う。通学する学生さんを見かけて「今日は日曜参観かな?」と思う。
もしかしたら勘違いしていた事に気づくこともなく過ぎてしまっている場合があるかもしれません。
もはや今日が日曜であることは揺るぎない事実であり、こんなにも情報が月曜日だと教えてくれているのに、頭を切り替えられないんです。
もしもゴミが全然出ていなければ「あれ?」と気づけるかもしれませんが、そのまま出してしまいご近所とのトラブルになってしまうかもしれません。
勘違いという名の思い込み。
結構思い当たる人もいるのではないでしょうか。
脳には一度思い込むとそのパターンやプログラムに当てはめて物事を見るという便利な機能がある。
逆をいえば当てはめないと脳の負担が大きくなりすぎてしまうので思い込むようにしているのです。
そして同じグループに属するものを集めて分類するのが得意。
便利な機能だけれど、情報を正しく得ることをサボりすぎるとうっかりミスや大きなミスをやらかしちゃうんですね。
ちゃんと見て、聞いて、触れて、嗅いで、味わって行くことを忘れないようにしたいですね。
私たちセラピストは思い込みで仕事をしないように意識しています。
病名や症状から、先入観が先に立ってしまう事があるからです。
自分自身の感覚を研ぎ澄ませて、クライアントさんのちょっとしたサインを見逃さないように心がけながら施術にあたっています。
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