髪は毛穴のカタチにそって生えていきます。そのカタチの90%は楕円であり、ほとんどの人がクセをもって生まれてきます。
日本人の大勢は自分が癖毛だという認識があるそうです。
曲がって生えてきた髪は、髪の内部に歪みが生じているため、水を吸いやすい部分と水をはじきやすい部分ができてしまいます。
このような髪が水分を含むと、水を吸いやすい部分は伸びますが、水をはじく部分は伸びにくくなり、髪の中で伸び方の差ができてしまうため、うねりや縮みのある髪(クセ毛)となって現われます。
特に、梅雨時期の湿度が80%を越える日などは、クセ毛は、さらにうねりが強くなり、おさまりのきかない広がった状態になってしまいます。
ではどうすれば良いのか?ということになりますよね。
お客様にあった対処を心がけています。
1.縮毛矯正やストレートパーマによるアプローチ。
湿気の多い季節は最強ですが紫外線などによるダメージも進行しがちです。しっかりとアフターケアをすれば毎日快適に過ごせます。
2.トリートメントによるアプローチ
水を吸いやすい場所に栄養分が満たされることによって癖はおさまります。サロンでのトリートメントはもちろんご自宅でのトリートメントも大切です。ビットでも大人気のパタゴニックオイル。流さないトリートメントとしてロングセラーを維持しています。
3.スタイリングによるアプローチ
しっかりとドライヤーやアイロンをかけることで癖は落ち着きます。
特にアイロンは高温化つ局所に熱が伝わるので注意が必要です。
温度は作業時間によって異なりますが、素早くできる人であれば180度でしっかりとスタイリングしてみてください。
慣れないうちは130〜150度でじっくりとやるのも良いと思いますが、同じ部分を繰り返し行なってしまうと髪の毛がダメージを受けてしまうので要注意です。
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