先日、中学2年生の娘と高等専修学校の説明会に行ってきました。
娘は小学生の頃から美容師になりたいという夢があり、中学2年生になった今でもその気持ちに変化はありません。
通常であれば一般の高校に進学し、美容学校へと進むのでが一般的です。
そうなると美容師免許を手に入れるのが20歳です。
ところが高等専修学校にすすむと高校卒業時には美容師免許も取得でき、18歳で社会人になることができます。
中には少しでもながく学生でありたいと思う人もいるでしょうが、進む道が決まっていれば最短ですすむ道を選びたくなるものです。
第1志望は僕の母校でもある国際理容美容専門学校。
来年4月から高等専修学校は「国際共立学園高等専修学校」と名前が変わるそうです。
中学を卒業したばかりの生徒を社会人として立派に育て上げる為に教育理念はとても共感できるものであります。
先生がはっきり言っていた言葉がとても印象的でした。
美容師になったら自分の時間を取ることが難しい。だから学生のうちから時間に対する意識をしっかりと持たせます。
目標を明確に持ち、計画をしっかりと立て、夢を叶えてください。と。
まさしくヘアーズビットで推奨しているやり方です。
きっと僕も知らず知らずのうちに学校で刷り込まれていたんでしょうね。
「実学」「躾」「創造」の3本柱で子供と接しているそうです。
実学とは基礎的なこと。創造とは考える力。躾とは人間性。
ただ単に髪の毛を切るだけの美容師ではなく、お客様一人一人に喜んでもらう為にどのように経験を活かし成長していくかを身につけてもらう。
まさしくこれからの美容業界が力を入れなければならない根本的な理念です。
もう一つ大切な話を聞きました。
美容師の仕事はとても素晴らしい。そして楽しい。
しかし全ての人がそう感じているとは限りません。
それは自分がどのような美容師になりたいかを理解していない人です。
これはどんな仕事でも当てはまることです。
楽しくないのは環境でも仕事でも相手でもなく、自分自身であるという事。
学校でこのような事を教わることはなかなか無いでしょうね。
気持ち新たに仕事に取り組んでいきたいと思います。
この記事へのコメントはありません。