題名に書いたような言葉を苦手とする人って結構いるんじゃないでしょうかね?
まぁ人それぞれだからお好きにどうぞ。って感じなんですが、本当に苦手なんでしょうか。
例えば最近出たiPhone11。
欲しいなぁと思ったのならそれって立派な「目標」ですよ。
買ったらやり方を調べたりするでしょ。それは「勉強」。
わからない機能やアプリの使い方を調べ、快適に使う。わからなければまた調べるなり聞くなりして更に使いやすくしていく。これを「努力」って人は呼ぶんじゃないでしょうか。
料理もそうですよね。
こういうの作ってみたいと思って、調べて、できるように何度か作り込んでいく。
本当に苦手なら料理なんてしません。
が、
それでも今夜は何が食べたいかを想像しませんか?
未来の願望を予測しているならこれは立派な目標です。
目標が苦手、あるいは嫌いというのなら何も欲しがらないし、何もしたいと思わないでしょう。
辛いことだと思い込んでしまっている悪い習慣です。
だけど都合よく夢をみながら現実をみない人もいますよね。
現実に不満をもち、なんとなく明るい未来を想像してやらなければならないことをやらず、関係ないことをやっていることで頑張っている感を出している人。
たとえば野球少年が甲子園に行きたいと願っているのに、毎日、素振りやランニングをするだけで「甲子園」が叶うと思っちゃっているみたいな人。
毎日練習をやるだけいいでしょうが、プロ野球TVをみていることで上手くなっていると勘違いしているような人も多いと思います。
実はこういう事って身近でもすごくあるんだなと思います。
特に僕らのような技術職は。
毎晩夜遅くまで練習するスタイルは野球少年の素振りやランニングに近いものがあると思います。
毎晩練習用のウイッグを切る事で上手くなっていると勘違いしてしまっている人。
毎日切ることも大切ですが、大切なことは「今の自分」がどのような壁に当たっていてどのように乗り越えなければならないのかを理解する必要があります。
休みを使って講習会に行くことも同じ。講習会に行って何を学び、明日からどのように仕事に活かすのか?
講習会にたくさん行ったからといってたんなる自己満足で終わっている人を何人みてきたことか。
結局のところ「目標」が練習をすること。講習会に行くことになってしまっているんですよね。
先ほどのiPhone11で言えば「購入することが目標」というわけです。
もう一度言いますが、一般の人ならそれも立派な目標です。
しかし僕ら美容師は技術者です。更にいうならお客様に支持されなければいけません。
お客様のために「上手になる」ことは当たり前のことですが「お客様の求めること」は決して技術だけではありません。
自分達という組織の中で自分が何を求め、何を与えられるのか?
それだけでも組織のあり方、組織の中のあり方、自分が組織に対して、お客様に対してどう接して行くのか自分の目で把握する必要があります。
結局は自分自身というアンテナの感度をあげましょう!というお話でした。
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