ヘアーズビット裏話 最終回

ヘアーズビットの目的

私たちはヘアーズビットにかかわった人々に喜びを与え、幸せを共有していきます。

かかわった人々に喜びを与えるとはなりたい(求めた)自分になるということ。

最初にヘアーズビットにかかわるのはスタッフです。

そのスタッフがどうなりたいのか?

何を求めるのか?

この2点を徹底的に教育していきます。

・お客様を喜ばせたい。
・技術を伸ばしたい。
・給料を増やしたい。
・信頼されたい。
・楽しく仕事がしたい。
・コンテストで優勝したい。
・ヘアーショーに出たい
etc….

こんな願望をスタッフからたくさん聞きます。

が、しかし

現実はどうでしょう。

ほとんどのスタッフが手に入れられるでしょうか?

残念なことにヘアーズビットを去っていったスタッフもいます。

その時にいつも思うんです。

他に移って手に入れる事ができるのだろうか?その後、幸せになれたのかなぁって。

まずは己の心を強くもつ力を養わなければいつまでたっても他人のせい。環境のせいになってしまいます。

心は技を高める
技は心を求める

お客様を喜ばせたいという心が技を覚える最高の近道。

レッスン日にただレッスンをする。

合格をもらうためにレッスンをする。

これではいつまでたっても本当の技を身に付けることはできません。

せっかく覚えたとしても、時間とともに退化していってしまいます。

 

言われなくなったら練習もしなくなりますから。

だから、ヘアーズビットでは基本的には自主的にレッスンをしてもらいます。

その前にしっかりとした目標設定をします。

目標が決まらなければ、辿る道も、手段も見えません。

自分から「お願いします」と頼まなければ手に入れるものも手に入れられない。

毎日のルーチンの中では道や手段を作り出す力は身につきません。

そのなかで頑張っているのでは、ラットレースの中と同じ。

いつまで経ってもゴールにたどり着くことはできないでしょう。

スタッフに絶対忘れないようにと教えていることがあります。

出来ない、わからないはチャンスである。

ならばどうするか?

出来るように何をするのか?

わかるためには誰に相談すればいいのか?

その壁を乗り越えてこそ、一歩前進といえる。

失敗したり、出来なかったり、わからないことで叱ることはほとんどない。

しかし、そのまま放置プレー状態にしているスタッフには徹底的に叱る

プロである以上、常に壁はつきもの。

その壁を乗り越えてこそプロである。

おなじプロでもスポーツ選手と違って短期的に脚光を浴びる職業ではない。

ヘアーズビットスタッフとしての心得は美容師としての教育ではない。

その人個人の実力を伸ばし、その個人が美容師をやっているというイメージ。

ひとりひとりが獅子になる。

だからたとえ、他業種にいっても勝負できる人間を育てたい。

そうしていくことが、本当の幸せだとおもっている。


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