常に感じる違和感があります。
それは仕事において教わる側と教える側のパワーバランスについて。
僕が修行の頃はまだまだ見て習えという雰囲気が強かったと思います。
先輩に気を使い、気に入られるように常に考えていました。
とても教える側に意見をいう雰囲気は微塵もありませんでした。
しかし最近はどうでしょうか。
学校や習い事などでも同じですが、「あの先生は教え方が悪い」などと平気で先生に文句をいう人がいます。
こうして育った子供達がやがて社会に入るとどうなるんでしょう。
会社ではさまざまな教育マニュアルなどがあると思いますが、教える人間によって指導方法が変わることも多いと思います。先輩や上司にちょっと言われただけで「パワハラ」と大きな問題となっています。
正直僕はこれが良いとは思いません。
先輩や上司に対して時には腹を立ててしまうこともあるとは思いますが、それを我慢できないようでは社会ではやっていけません。
もっといえば上司や先輩はそれを乗り越えて来たわけです。
そこだけみても敬意を払えますよね。
僕も当時の先生や先輩は大嫌いでした。理不尽の塊でしたから。
それが後々にお客様に対しての気配りや気遣い、年上の方々に気に入られるスキルを身についていたことに気がつきました。今ではとても良かったと思っています。
若いうちの苦労は買ってでもしろ。
この言葉に尽きるのではないでしょうか。
【ヘアーズビット】
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