今後ますます発展していくAI(人工知能)に対して僕たちが何をしていく必要があるのかを考えない日はありません。
どんどん便利になる一方で人間が必要とされなくなっていく時代がどんどん近づいて来るようで安心していられないし、むしろ不安が大きくなります。
もちろん人間が必要とされなくなるなんて映画の世界の話みたいだけど、人間の仕事をAIが代わって行われるというのはすでに始まっています。
僕たち美容師はどうでしょうか。
技術職だから大丈夫?そんな事はありません。
外科手術だってVR(仮想現実)の技術によって行われようとしています。
ではコミュニケーションは?
ペッパーくんやアレクサに追い越されるのは時間の問題でしょうね。
人間よりも人間らしく常に進化していますから。
だから僕たちはもっともっと人間として備わっている感覚をもっともっと鋭くさせなければならないのではないでしょうか。
自分自身がピンとくる感性にもっと焦点を合わせ、なぜピント来たのかを探ることはますます重要になってくると思います。
綺麗だと思ったのはなぜか?
おいしいそうと思ったのはなぜなのか?
どうしてあの人が好きなのか?
自分の感覚が答えなのではなく、感覚のもとになる物を見つけていく。これはたとえAIだとしても難しいでしょう。
なぜか?
AIの思考回路はおそらく莫大なデータから答えを導いているのでしょうから、
綺麗=綺麗だというデータの蓄積によるもの
ではデータになければ?
AIは綺麗ではないという答えを出すでしょう。
でも人間は違うんですよね。
ブサ可愛いみたいな感覚があるじゃないですか。
目に見えないオーラとか。雰囲気とか。
これは人間に与えられた宝だと思うんです。
だから今後、何事にも無気力で無関心な人ってAIに取って代わられる可能性が極めて高くなるのではないでしょうか。
技術も中途半端な人は正確で忠実なロボットにその席を奪われていくでしょうね。
逆にAIやロボットでも敵わない人間は重宝されていき、さらに価値を高めていく事ができるんだと思います。
ただ、なんの目的もなく毎日を過ごしているなんてもったいないですよね。
この記事へのコメントはありません。